こんにちは。マツイkoubouのタカキ マツイです。
90歳を超える祖母は、いま病院に入院していますが
コロナウィルスの感染防止のため面会謝絶になっています。
そんな母が自慢にしていたのが、鷹の羽の家紋。
鷹の羽紋について調べてみても、
武士が好んで使ったとか、だれだれの家紋だということしか
わかりません。
何に誇りに思っていたのか、今となってはわかりませんが
面会謝絶がとけ、話せるようになったら
聞いてみたいと思います。
家系については、調べ始めてから一気にすべてが
わかるものではありません。
戸籍をたどって家系図を作成するのでしたら
ある程度時間をかければ完成します。
しかし、そこにまつわる話は、
日頃、気にかけていることでパッと思いつくことが多いです。
例えば、うちの母方の家系は
良寛さんのお姉さんの血が入っているとか、
上杉謙信の家来として、春日山城の城下町に居を構えていたとか
家宝としていろいろな刀があったが、その中の一振りに菊一文字があったとか
徐々に、そういえばおじさんから聞いたとか
誰々から聞いたとか出てきます。
それがほんとなのか10年、20年前に聞いておけばよかったなと思います。
(その当時はそこまで興味がなかったのが悔やまれます)
時間がたつにつれ確実に過去のことはわからなくなります。
思いだったが吉日、運命だと思って
まだ、おじいちゃん、おばあちゃんが生きている方は
昔話を聞いてみると知らなかった事実を
発見できるかもしれません。
今は亡き祖父の戦争体験記ですが、当時は
聞くことがタブーだと思っていましたが、
亡くなってしまえばもう聞くことができないとなると
聞かなかったことが悔やまれます。
いまは自分史を作る方が多いです。
自分史は自分の記憶の整理と
これから何をしたいかを再発見できる効果があると思っています。
そして、それは記録に残すことになり、誰かに読んでもらう
可能性を残すことになります。
どうせ読む人なんていないからといわず、
作らなかったら一生伝わらないことを考えれば
作っておいて損はないと思います。
コロナが去ったらとりあえず祖母に家紋のことだけは
聞いておきたいと思います。意識しないと
まあいいや、いつか
になってしまいますからね。
それでは。また。
タカキ マツイ
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