平安時代~ 不動明王の登場

仏像

こんにちは。マツイkoubouの タカキ マツイ です。

最近ですが、不動明王が密教独特の仏であることを

知りました。

密教とは、平安時代に遣唐使として唐に渡った空海が

真言宗を興しましたが、この真言宗が

密教と呼ばれます。

また同時期に遣唐使として唐へ渡った

最澄が興した天台宗も密教です。

それぞれ、東密・台密と呼ばれます。

密教の特色として、大日如来が最高仏ということや

不動明王などの明王信仰があることがあげられると思います。

大日如来や不動明王などは密教独特のもの

もちろん信仰についても、顕教と呼ばれる

密教ではないものとは全く違うのですが、

まだ仏像のことから仏教のことをかじり始めている

わたしには、うまく説明できませんので

省かせてください。

その辺に関する書籍も読んだのですが ↓

密教の聖なる呪文 著:正木 昇

まだ説明するレベルではありませんので

密教系の僧侶がいる寺院に赴くのが

良いかと思います。

さて、平安時代に入り空海や最澄が遣唐使として

唐に渡り、それぞれ真言宗と天台宗を起こします。

そのころの仏像の特徴は

神秘性を帯びていることです。

例えば、千手観音や十一面観音なんかを

あげれば、わかりお安いと思いますが

顔が11面あったり、腕が千本あったりと

見るからに人間ではありません。

また、この時代の有名なものとして

空海の立体曼荼羅があげられます。

密教の教えを視覚化した東寺講堂の立体曼荼羅の配置は

空海のアイデアです。

曼荼羅という二次元のものを思い浮かべますが

立体曼荼羅はこれを仏像を使って立体的に表現したものです。

わたしは、曼荼羅のもつ意味がまだよくわからないので

今後勉強していきたいと思っています。

この時代から、仏教と山岳信仰が結び始めていきます。

これまでは、都に仏教の拠点を置いていましたが、

空海は高野山、最澄は延暦寺というように

拠点が山に移っていき、以後、山に寺院が作られることが

多くなっていきます。

平安時代が、平氏の滅亡で終わり

鎌倉時代になると浄土真宗や日蓮宗など

鎌倉仏教と呼ばれる新たな流れがやってきます。

それではこの辺で。 また。

          タカキ マツイ

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