真っ赤な戦闘神 阿修羅 

仏像

こんにちは。マツイkoubouの タカキ マツイ です。

今日は阿修羅について学んだ知識を

書いていきます。

阿修羅 イラスト:タカキ マツイ

阿修羅は元はインドの神様で、空天空の覇権に執着する戦闘神でした。

のち、帝釈天との戦いに敗れ仏教を信じるようになります。

それからは、仏教を守る神様としてまつられるようになります。

興福寺の国宝・阿修羅像(奈良時代)が有名

阿修羅像といえば、興福寺の阿修羅像が有名です。

特徴

・童顔   ・全身が赤い   ・華奢

三面ある顔はそれぞれ、少年期・思春期・青年期をあらわしているといわれ

右面は、少年期をあらわし、唇をぎゅっとかみしめ

左面は、思いつめた表情で思春期をあらわし、

正面は、迷いを断ち切った青年の顔をしています。

月輪と日輪    イラスト:タカキ マツイ

さらに、今は持っていませんが、

元は高く掲げた右腕に月輪(がちりん)、左腕に日輪(にちりん)を

持っていたといわれいています。 (興福寺曼荼羅による)

そして、空いた手には弓と矢を持ち今よりも神々しい姿だったことが

想像されます。

また、幼さが残る表情と、華奢な体から伸びた細い腕から

少年美を感じる方も多いと聞きます。

三十三間堂の国宝・阿修羅像(作・鎌倉時代)

興福寺の阿修羅像に比べ三十三間堂の阿修羅像は

明王のような顔つきで、鎧を身にまとい

体躯は筋骨隆々にして、見るからに戦闘の神のような風貌をしています。

阿修羅のイメージとして荒々しいこちらの思い起こす方も

多いのではないでしょうか。

キン肉マンのアシュラマンはこっちですね。

それではまた。

          タカキ マツイ

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