こんにちは。マツイkoubouの タカキ マツイ です。
今回のお話は弥勒(ミロク)菩薩とそのイラスト作成についてです。
まず、中宮寺と広隆寺の半跏思惟像(どちらも国宝)を
参考にイラスト作成を始めました。
台座に座り、深い思索にふけっている弥勒です。
56億7千万年後に悟りを開き、如来として
世界を救いに来るといわれています。
また、地球が持たなくなるのが、たまたまそのころだとも
いわれることがあります。
中学生のときに、笠原弘子さんの『夢上の楼閣』という曲中で
数億年たったら弥勒が救いに来てくれるといった歌詞がありました。
なんかカッコいいと感じたことを思い出します。
さて、弥勒はサンスクリット語でマイトレーヤといい、慈しみをあらわします。
そして、古典的なほほえみ(アルカイックスマイル)を浮かべています。
それらを自分なりにふまえてこんな感じのイラストを作成しました。
そして、さらにイメージを膨らませて
こんな感じで作ってみました。
どうでしょうか。
弥勒は、菩薩(まだ悟りを開いていない)と(悟りを開いた)如来の
仏像が作られています。
今は菩薩だけれど、如来になることが確実だからです。
如来になるのは、56億年後という果てしなく未来ですけど
それまで思索にふけり
生きとし生けるものを救う方法を考えているなんてなんだか素敵ですね。
それではまた。
タカキ マツイ
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